[]CONTAX G1


もともと写真に興味は無かったんです。
撮る行為が何か気恥ずかしくて。
街角でシャッターチャンスを狙っている人の真剣なまなざしを見るたびに
いてもたってもいられないむずがゆさを感じていました。
デジカメデビューもかなり遅かったですし。
デジカメの写りが悪いので(自分の使い方が悪かっただけ)
親の一眼レフを使っていたものの、オールオートフォーカス
綺麗にとれるわー、くらいにしか考えてなかった。
絞りも露出も全く意味がわからない。
広角レンズってものがあることすら、去年まで知らなかったもので・・・。

初めてフィルムカメラを買ってから一年たち、
フルオートの仕様に物足りなさを感じていました。
とはいえ、一眼レフは大きくて重くて首が痛くなるし。
次のカメラをどうしようかと悩んでいる矢先・・・

Flickrでお気に入り写真のタグをみて、ふと気づくのです。
好きな写真はほとんどがCONTAXのGシリーズで撮影したものだということに!

CONTAX Gシリーズは、メーカーが銀塩から撤退したこともあり、
ここ最近で中古価格が急降下しているそうです。
かつては十万以上したのに、2万円だせば状態のよいボディーが手に入る。
てなわけで思い切って買ってしまいました。
ビオゴンT*28mmF2.8のレンズ付きで30000円弱。
28mmはGR10と同じ画角なので、プラナーT*45mmF2もお買い上げ。

撮影の知識もないので、ゼロからのスタートです。
しっかりと参考書も買いましたよ。
さっそく撮った写真もピントもずれまくりです。
レンズのせいでしょうか?
粒子が細かくて空気まで絵に写されていているように感じます。
早く上達して、いろんなものを自分の目で切り取りたいです。
フィルムはランニングコストがかかる分、真剣にならざるをえませんし・・・。
中国行きまでにコツをつかまねば。



「週末」

CONTAX G1
biogonT*28mmF2.8
KODAK Supergold 400